ETFの選び方

アセットミックスを考える

ETFを選ぶ第一歩は、投資分野を決めることです。 どの国・地域のどの資産にどれくらいの割合で投資するか…この投資対象資産の構成比を「アセットミックス」といいます。 一般的には、リスク回避のために、特定の資産に集中投資せず、様々な資産を組み合わせて資金を運用します。

以下の表では、主な投資対象分野とリスクを5段階(★の数が多いほど高リスク)で評価しています。

投資対象資産 リスク
国内株式 ★★★☆☆
国内債券 ★☆☆☆☆
国内REIT ★★☆☆☆
先進国株式 ★★★★☆
先進国債券 ★★☆☆☆
先進国REIT ★★★☆☆
新興国株式 ★★★★★
新興国債券 ★★★☆☆
コモディティ ★★★☆☆

上の表はあくまでも参考例です。 国や地域、為替ヘッジの有無によっては、リスクが多少上下することもあります。 アセットミックスを考える際には、自分の許容できるリスクを勘案しながら、投資割合を考えましょう。

ETF選びは指数(インデックス)が決め手

アセットミックスが決まったら、次に、実際に投資するETFの銘柄を決めます。 単純に「国内株式」と言っても、10数種類の銘柄のETFがあります。 また、単に「新興国」と言っても、中国、ブラジル、タイ、マレーシア、ロシアなど色々な国があります。

そこで、ETF選びの決め手となるのが指数(インデックス)です。 各ETFの指数(インデックス)は、算出対象となる国や地域、株式や債券などの資産が決まっています。 したがって、何に投資したいかによって、それの基となる指数を選び、その指数に連動したETFを選ぶことになります。 当Webサイトも参考にしながら、各ETFの指数をじっくり吟味して購入するETFを決めましょう。

たとえば、証券コード1681のETF「上場インデックスファンド海外新興国株式(MSCIエマージング)」の指数は、新興国21ヶ国の株式から算出されています。 一方、個別の新興国(タイ、中国、マレーシア、ロシアなど)の株式指数に連動したETFも存在します。 新興国全般にざっくりと投資したければ、上場インデックスファンド海外新興国株式(MSCIエマージング)を選択し、 個別の国ごとに投資して面白みを持たせたければ、各新興国株式指数連動型ETFを選択すると良いでしょう。

ETFが無い分野は一般の投資信託で補完

日本国内のETF市場は、アメリカなどと比べるとまだまだ未熟で、ETFとして存在しない投資分野もあります。 どうしても自分の希望に合った指数のETFが見つからない場合は、一般の投資信託から探し出して補完すると良いでしょう。

たとえば、国内債券に投資するETFは、国内ETFには1本も存在しません。 無いものねだりをしても仕方ないので、一般の投資信託から国内債券のインデックスファンドを選んで投資しましょう。 また、国内債券に限れば、投資信託の一種にあたる「MMF」という金融商品を選ぶのも1つの手です。

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