2016年のNISAで買いたいETF8選

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120万円に増額されたNISA枠を有効活用するために

2016年から、NISAはちょこっと制度が変わります。変更点は、だいたい以下の通りです。

  1. 非課税投資枠を120万円に拡大
  2. ジュニアNISAの開始(80万円)

ジュニアNISAも含めれば、非課税投資枠は大幅に拡大されることになります。

さて、その増額された非課税投資枠を使うために、改めて投資先を検討しています。当然のごとく、投資先はETFです。まあ、一部投資信託も混ぜる予定ですが、大部分はETFでポートフォリオを構築するつもりです。そんな中で、「とりあえずこれは!」と思う銘柄をピックアップしてみました。

あくまでも、筆者が投資したいと考える銘柄であって、万人におすすめというわけではないので、その点はご注意ください。

Vanguard Total World Stock ETF【VT】

いきなり、なんのひねりもなく、直球どストレートを投げ込んでみました。全世界の株式に投資する超定番の米国ETFです。

このETFの優れている点は、先進国・新興国の区別なく、文字通り全世界の株式にまるごと投資できることです。また、投資対象株式を大型株と中型株に絞り込むのではなく、きっち小型株までカバーしているのも重要ポイントです。ここまで手広くカバーしているETFは、おそらくVT以外にはありません。

iシェアーズ エマージング株ETF(MSCIエマージングIMI)【1582】

新興国株式に投資するETFといえばコレでしょう。経費率が0.18%と非常に低コストなため、投資信託ではとても太刀打ち出来ません。また、MSCIエマージングインデックスではなく、MSCIエマージング Investable Market Index (IMI)に連動しているのも特徴です。多くの新興国株式ETFでカバーするのは、新興国の大型株と中型株までですが、このETFでは、MSCIエマージングIMIをベンチマークとすることで、小型株までカバーしています。

MAXIS JPX日経インデックス400上場投信【1593】

国内株式市場にすっかり定着したJPX日経インデックス400に連動するETFです。直近1年の騰落率は、TOPIXをわずかに下回っており、いまいちさえない結果になっていますが、それでも長期的にはTOPIXを上回るパフォーマンスを発揮しており、期待感が持てそうです。

iシェアーズ 米国国債 20年超 ETF【TLT】

米国財務省証券(米国債)のうち、残存期間20年超の利付債を組み入れたETFです。米国の債券に投資するETFとしては、どノーマルな「iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF」などもありますが、いろいろと混ぜ物がされているので、筆者はあまり好きではありません。それよりかは、ストレートに米国債のみに投資できるETFの方が好みです。S&Pが米国をAAに格下げしているとは言え、米国債の信用性はかなり高く、流通量も多いので、コア資産に最適ではないかと考えています。

iシェアーズ J.P.モルガン・米ドル建てエマージング・マーケット債券 ETF【EMB】

米ドル建て新興国債券に投資するETFです。投資対象国がかなりばらけており、平均残存期間が10年超と比較的長いのが特徴です。

新興国債券に投資する際に、「現地通貨建て」にするか「米ドル建て」にするかは、判断の分かれるところです。筆者は、米ドル建てを選択しています。理由としては、債券の最大の収入源ではる「利息」を安定させたいためです。現地通貨建てにすると、値幅の大きい現地通貨に引きずられて利息収入も大幅に上下してしまいます。せっかく債券に投資するのだから、利息収入くらい安定させたい、という思いで米ドル建てを選んでいます。

iシェアーズ 米国ハイイールド債券ETF(iBoxxドル建てLHYC)【1361】

米国のハイイールド債券に投資するETFです。人によっては、ハイイールド債をジャンク債(くず債)として忌み嫌う人もいますが、筆者は個人的にクズも大好きです(笑)。ただ、投資信託でハイイールド債に投資する場合、どいつもこいつも信託報酬が高すぎて、とても話になりません。一方、このETFであれば、投資信託に比べて信託報酬が1/2~1/3程度に抑えられます。なおかつ、東証で売買できるので、非常にお手軽なのも魅力的です。

NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信【1343】

国内REITに投資するETFです。本当は、REITの高配当を最大限に享受できるように、REITそのものを買う方が良いです。しかし、なにせREITは単価が高めで、REITだけでNISA枠の大半を潰してしまうことになりかねません。そこで、小口でREITを買うとなれば、ETFや投資信託の出番となるわけです。もちろん、おすすめは信託報酬の低いETFです。

純金上場信託(現物国内保管型)【1540】

株や債券以外のオルタナティブ投資の定番として挙げられるのが、金(Gold)への投資です。金そのものは、なんの配当も利息も生み出しません。しかし、インフレに連動して価格が上昇したり、有事の際にも価格が上昇したりするので、何かあった時のために持っておくと心強い気がします。

純金上場信託は、ETFの裏付けとして、現物の金を保管しています。他にも金価格連動型のETFはありますが、リンク債を組み入れたものも多々あるので、要注意です。

NISAで海外ETFおよびETF-JDRに投資する際の注意点

注意点というのは、ずばり税金です。

当たり前の話ですが、NISAでは、税金のことを気にする必要はありません。ですが、それはあくまでも国内に限った話であって、外国の税金はきっちり支払わなければなりません。

ETFにおいて、外国の税金を気にしなければならないのは、海外ETFと米国籍のETF-JDRです。

海外ETFについては、非常にわかりやすく、現地の税金がそのままかかってきます。米国籍ETFの場合、分配金に10%の税金がかかります。本来は30%なのですが、租税条約により減額されています。

ややこしいのは、ETF-JDRの場合です。NISAでETF-JDRで分配金を受け取ると、見かけ上は一切税金がかかっていません。しかし、実際はもともとの分配金が既に外国で課税後の分配金になっているため、外国での税金はきっちり徴収されています。米国籍ETFのETF-JDRの場合、租税条約の対象に入っていないため、なんと分配金に30%もの税金が課されています。せっかくNISAで国内の税金はゼロになっているにも関わらず、米国で30%もの税金を持って行かれては、NISAを使う意味がありません。

ただ、最近になって、この問題に回避策が用意されました。各証券会社とも、「分配金米国源泉税軽減税率適用サービス」を始めており、必要な書類を提出すれば、租税条約による税率軽減措置を受けられるようになっています。ETF-JDRに投資する場合は、忘れずに申請しておきましょう。

ちなみに、ETF-JDRにはアイルランド籍のものもありますが、アイルランドにおいて分配金は課税対象ではないため、外国での税金はかかっていません。

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