ETF vs 投資信託 信託報酬対決

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運用コストでETFに迫る投資信託

たわらノーロードシリーズの登場によって、投資信託の信託報酬はますます安くなりました。これは、裏を返すと、投資信託とETFの信託報酬の差がますます縮まったことを意味します。

すわ、一大事!ということで、早速、投資信託とETFの信託報酬を検証してみることにしました。

主要なアセットクラス(カテゴリ)で、信託報酬が最安と思われる投資信託とETFをピックアップし、信託報酬のみを比較して優劣をつけていきたいと思います。

投資信託チーム代表

カテゴリ 投資信託名称 運用会社
国内株式 日経225 インデックスe 三井住友トラスト・アセットマネジメント
国内債券 たわらノーロード国内債券 DIAMアセットマネジメント
国内REIT たわらノーロード国内リート DIAMアセットマネジメント
先進国株式 たわらノーロード先進国株式 DIAMアセットマネジメント
先進国債券 たわらノーロード先進国債券 DIAMアセットマネジメント
先進国REIT たわらノーロード先進国リート DIAMアセットマネジメント
新興国株式 EXE-i 新興国株式ファンド SBIアセットマネジメント
新興国債券 eMAXIS 新興国債券インデックス 三菱UFJ国際投信
コモディティ i-mizuhoゴールドインデックス ブラックロック

たわらノーロードシリーズ」からのエントリーがほとんどとなってしまいました。やはり後発のインデックスファンドなだけあって、コスト面では強いですね。

ETFチーム代表

カテゴリ 投資信託名称 運用会社
国内株式 SMAM 日経225上場投信 三井住友アセットマネジメント
国内債券
国内REIT iシェアーズ Jリート ETF ブラックロック
先進国株式 バンガード・S&P 500
バンガード・FTSE先進国市場(除く北米)
バンガード
先進国債券 バンガード・米国トータル債券市場
バンガード・トータル・インターナショナル債券(米ドルヘッジあり)
バンガード
先進国REIT SPDR ダウ・ジョーンズ REIT
SPDR ダウ・ジョーンズ・インターナショナル・リアル・エステート
State Street Global Advisors
新興国株式 バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツ バンガード
新興国債券 バンガード・米ドル建て新興国政府債券 バンガード
コモディティ 純金上場信託(現物国内保管型) 三菱UFJ信託銀行

国内債券型のETFはエントリーなしです。したがって、国内債券についは、この時点で勝負不成立です。

カテゴリによっては、2本のETFをエントリーさせています。これは、2本合わせることで該当カテゴリと同等になるようにしています。信託報酬は、両者の単純平均を求めて、投資信託と比較します。

ETFに関しては、やはりバンガードが強いですね。本当は国内ETFを多数エントリーさせたいのですが、信託報酬だけを考えると、海外勢にはかないません。

国内株式対決!

投資信託 ETF
日経225 インデックスe 銘柄 SMAM 日経225上場投信
0.19% 信託報酬 0.14%
判定

僅差でETFの勝利!

国内REIT対決!

投資信託 ETF
たわらノーロード国内リート 銘柄 iシェアーズ Jリート ETF
0.30% 信託報酬 0.14%
判定

ETFの勝利!

先進国株式対決!

投資信託 ETF
たわらノーロード先進国株式 銘柄 バンガード・S&P 500
バンガード・FTSE先進国市場(除く北米)
0.225% 信託報酬 0.05%
0.09%
判定

ETFの勝利!

先進国債券対決!

投資信託 ETF
日経225 インデックスe 銘柄 バンガード・米国トータル債券市場
バンガード・トータル・インターナショナル債券(米ドルヘッジあり)
0.20% 信託報酬 0.07%
0.19%
判定

僅差でETFの勝利!

先進国REIT対決!

投資信託 ETF
たわらノーロード先進国リート 銘柄 SPDR ダウ・ジョーンズ REIT
SPDR ダウ・ジョーンズ・インターナショナル・リアル・エステート
0.35% 信託報酬 0.25%
0.59%
判定

投資信託の勝利!

新興国株式対決!

投資信託 ETF
EXE-i 新興国株式ファンド 銘柄 バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツ
0.23% 信託報酬 0.15%
判定

僅差でETFの勝利!

新興国債券対決!

投資信託 ETF
eMAXIS 新興国債券インデックス 銘柄 バンガード・米ドル建て新興国政府債券
0.60% 信託報酬 0.34%
判定

ETFの圧勝!

コモディティ対決!

投資信託 ETF
i-mizuhoゴールドインデックス 銘柄 純金上場信託(現物国内保管型)
0.45% 信託報酬 0.40%
判定

僅差でETFの勝利!

まとめ:ETFのアドバンテージは確実に薄れている

自分で比較しておいてなんですが、この結果には非常に驚きました。

ETFの方に明確なアドバンテージがあるのは、新興国債券のみで、他はあまり大きな差がついていません。カテゴリによっては、0.01%単位での差しかなく、このレベルでは「引き分け」としても良いくらいです。先進国REITに至っては、投資信託に勝利を許すというありさまです。

今回は、信託報酬のみを比較しているので、ETFの勝利と判定できますが、その他諸々のコストや手間を含めると、ETFの敗北と判定してもおかしくはありません。もはや、ETFはコストだけでは勝負できなくなってしまいました。

逆に言うと、投資信託業界が非常に頑張っているとも言えます。

つい数年前まで、投資信託のコストは、まだまだETFに対して劣っていました。しかし、投資信託業界も積極的にインデックスファンドを設定するようになり、コスト競争が加熱してきています。これは、素直に歓迎するべきことでしょう。

ETFの情報サイトを運営する筆者にとっては、ETFのアドバンテージが薄れるのは少々さびしいですが・・・

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