SBI証券のiDeCo運用商品を好き勝手に評価してみる(債券)

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玉石混交のiDeCo運用商品

SBI証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)の運用商品をランク付けしてみました。ランクは、S>A>B>C>Dの5段階です。今回は、債券に絞ってランク付けします。銘柄数が少ないので、国内債券と国際債券の分類で評価します。

国内債券

銘柄 ベンチマーク 信託報酬
(税抜)
評価
三菱UFJ 国内債券インデックスファンド(確定拠出年金) NOMURA-BPI総合 0.12% S
野村日本債券ファンド(確定拠出年金向け) NOMURA-BPI総合 0.55% D

国内債券に投資するタイプの商品は、インデックスファンドだけです。となると、信託報酬の低さが評価ポイントとなります。

「三菱UFJ 国内債券インデックスファンド(確定拠出年金)」は、信託報酬が文句なく安いので、国内債券に投資する場合はおすすめのファンドです。

「野村日本債券ファンド(確定拠出年金向け)」は、確定拠出年金が始まったばかりの頃の名残と思われます。これからiDeCoを始める場合は、先述の三菱UFJ国内債券インデックスファンドを選択するべきでしょう。

国際債券

銘柄 ベンチマーク 信託報酬
(税抜)
評価
三井住友・DC外国債券インデックスファンド シティ世界国債インデックス(除く日本、ヘッジなし) 0.21% S
三菱UFJ DC新興国債券インデックスファンド JPモルガンGBI-EMグローバル・ダイバーシファイド 0.52% A
インデックスファンド海外債券ヘッジあり(DC専用) シティ世界国債インデックス(除く日本、ヘッジあり) 0.26% S
SBI-PIMCO ジャパン・ベターインカム・ファンド(愛称:ベタイン) なし 0.554% C
グローバル・ソブリン・オープン(DC年金) シティ世界国債インデックス(日本を含む) 1.25% D
野村外国債券インデックスファンド(確定拠出年金向け) シティ世界国債インデックス(除く日本、ヘッジなし) 0.55% C
EXE-i 先進国債券ファンド なし 約0.4% B

高格付けの主要国国債に投資するのであれば、「三井住友・DC外国債券インデックスファンド」または「インデックスファンド海外債券ヘッジあり(DC専用)」がおすすめです。いずれも信託報酬が低く、長期運用には最適です。両者の違いは、為替ヘッジの有無なので、為替リスクの許容度に応じて選ぶと良いでしょう。

野村外国債券インデックスファンド(確定拠出年金向け)は、昔の名残として残っているファンです。あえてこれを選ぶ必要はありません。

格付けが低くても利回りの高い新興国債券に投資したいのであれば、「三菱UFJ DC新興国債券インデックスファンド」しか選択肢がありません。このファンドは、現地通貨建ての新興国の国債に投資するファンドです。

「SBI-PIMCO ジャパン・ベターインカム・ファンド(愛称:ベタイン)」は、SBI証券がゴリ押しでおすすめてしているファンドです。日系企業が発行する外貨建て社債に投資するファンドで、為替ヘッジも行われています。信託報酬は低めに設定されており、内容としては悪くありません。しかし、ベンチマークが設定されていないので、運用成績が良いのか悪いのかわかりません。

「グローバル・ソブリン・オープン(DC年金)」は、かつて6兆円近い資産を集めた「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」のiDeCo版です。今ではすっかり人気も廃れてしまい、マザーファンドの純資産は1兆円にも届きません。内容としては、日本を含む高格付けの国債に投資するファンドです。信託報酬が高く、運用成績も悪いので、見るべきところがありません。

「EXE-i 先進国債券ファンド」は、ETFを組み入れたファンド・オブ・ファンズ形式のファンドです。ベンチマークはありませんが、参考指標として「シティ世界BIG債券インデックス」を採用しています。このインデックスは、シティ世界国債インデックスとは異なり、国債に加えて政府機関債や社債などを含んでいます。参考指標にはおおむね連動していますが、信託報酬が少々お高めなのが気になります。

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