米国社債の新たなるETF投資窓口誕生!

米ドル建て債券に投資するiSharesのETFに、新たに2本の仲間が加わりました。

ひとつは、米ドル建て投資適格社債に投資するiシェアーズ 米ドル建て投資適格社債 ETF(為替ヘッジあり)

もうひとつは、米ドル建て投機的格付社債(ハイイールド社債)に投資するiシェアーズ 米ドル建てハイイールド社債 ETF(為替ヘッジあり)

iシェアーズ 米ドル建て投資適格社債 ETF(為替ヘッジあり)はLQDから、iシェアーズ 米ドル建てハイイールド社債 ETF(為替ヘッジあり)はHYGから、それぞれ分家しており、本家となる米国ETFの「為替ヘッジあり版」と考えて良いでしょう。

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本家から読み解くETFの特徴

iシェアーズ 米ドル建て投資適格社債 ETF(為替ヘッジあり)

本家となる「iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF(LQD)」は、米ドル建て投資適格社債に投資しています。

投資適格社債は、文字通り「投資適格」なので、信用力が高く、その分利回りは低めです。と言っても、日本の国債や預貯金の利率と比較すれば雲泥の差です。

実際に、LQDの分配金利回りは約3%です。ただし、為替ヘッジありの場合は、為替ヘッジコストがかかるので、ここまで高くはなりません。

LQDが保有している社債の上位の発行体には、JPモルガンチェース、ベライゾン、AT&T、バンカメ、ゴールドマン・サックスなど、米国の名だたる企業が並んでいます。

iシェアーズ 米ドル建てハイイールド社債 ETF(為替ヘッジあり)

本家となる「iシェアーズ iBoxx 米ドル建てハイイールド社債 ETF(HYG)」は、米ドル建てハイイールド社債に投資しています。

ハイイールド社債はジャンク債とも言われる格付けの低い債券なので、発行体を見ても、どんな企業の社債なのか、さっぱりわかりません(笑)。

ハイイールド社債の信用力は低いですが、その代わり、利回りはかなり魅力的です。HYGの分配金利回りは約5%で、為替ヘッジありの場合でも3%を超えると思われます。

他の米ドル建て債券ETFとの比較

東証に上場するiSharesの米ドル建て債券ETFは、今回上場した2本と合わせると、合計3本となります。(JDRは除いています)

それぞれのETFの違いをまとめると、次のようになります。

コード 銘柄 主な投資先 信用力 利回り
1482 iシェアーズ 米国債7-10年 ETF
(為替ヘッジあり)
米国債
1496 iシェアーズ 米ドル建て投資適格社債 ETF
(為替ヘッジあり)
投資適格社債
1497 iシェアーズ 米ドル建てハイイールド社債 ETF
(為替ヘッジあり)
ハイイールド社債

ETFの評価

筆者の個人的な評価は、ぶっちゃけ、微妙です(笑)。

米ドル建て投資適格社債も米ドル建てハイイールド社債も、日本人がわざわざ手を出すような投資分野ではないと思います。米国債があれば、それで十分です。

一応、米国債よりも利回りは高いので、全く魅力がないわけではありません。しかし、ここまで細かい枝葉にこだわる投資家が、果たしてどれくらいいるのか気になります。結局、あまり万人受けしないETFの1つとして、ひっそりと取引されることになりそうです。

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