初心者お断り!ハイブリッドETF投資法

ETFによる投資は、短期・中期的な利益を狙うのには向いていません。これは、ETFが株式市場や債券市場の相場全体から算出される指数(インデックス)に沿った値動きをするためです。たとえ、個別銘柄が短期的に急騰しても、ETFに組み込まれている他の銘柄の値動きがそれを抑えこんでしまうため、ETFの値動きは基本的に緩やかなものになります。これは、メリットでもあり、デメリットでもあります。

値動きの緩やかさをメリットとしてとらえると、元本割れとなるリスクが低いと見ることができます。反対にデメリットとしてとらえると、短期で手っ取り早く大きな利益を上げられないと見えてしまいます。では、ETFで短期的に大きな利益を狙うのは不可能なのか?と言うと、実はそうではありません。ETFにも短期的な値動きを追うものが存在します。それが、日経225/TOPIX連動型のブル・ベアETFです。

最近筆者は、短期的な利益を狙うブル・ベアETFと長期的な利益を狙う一般的なETFを組み合わせた投資戦略を実施しています。この投資方法を勝手に「ハイブリッドETF投資法」と称しています。昨今ハイブリッド証券を組み入れた投資信託が流行っているので、それを真似てみました。

ハイブリッドETF投資法のやることは単純で、一般的なETFを長期間に渡って少しずつ買い付けながら、ブルベアETFのスイングトレードを行います。これにより、ETFの長期投資による利益とスイングトレードによる短期的な利益の両取りを狙います。もちろんこの方法は、ある程度投資の知識を持っている人向けの投資法です。チャート分析もできない初心者が手を出すと大火傷をするおそれがあります。そういう意味で「初心者お断り」です。

日経225/TOPIXのブルベアETFは、しばらくブル2倍とベア-1倍のETFしかありませんでしたが、2014年5月からTOPIXベア-2倍のETF、2014年7月から日経225ベア-2倍のETFが上場しています。これにより、上昇相場と同等の比率で下落相場での利益も狙えるようになっています。ベア-2倍のETFの登場により、ようやくブルベアETFの地盤が固まってきたかなと感じる今日この頃です。

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