NISAでレバレッジETFはNG

8月26日に日興アセットマネジメント(日興AM)から新たに「日経上場2倍」というETFが上場します。なんで今さら、日経平均レバレッジ・インデックス連動型(日経平均レバレッジETF)のETFを新たに上場するのかと疑問に思いましたが、日興AMなりの思惑があるようです。

この日経上場2倍のに関するコラムを読んでびっくりしたことがあります。以下、その記事の抜粋です。

今年3月にS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが主催した「第6回ETFコンファレンス」のパネルで楽天証券の方が、今年から始まったNISA口座でレバレッジETFを保有している投資家がかなりいらっしゃるとの紹介があったことでした。

出典:http://www.nikkoam.com/products/etf/column/column22

まさかNISAに最も不向きなETFをNISAに取り込んでしまっている個人投資家がいるとは思いもしませんでした。それだけ、日経平均レバレッジ・インデックス連動型ETFの活用法を理解していない投資家が多い、もっと言うと、NISAが始まったことで、投資に関する知識の少ない人たちが数多く参戦してきて痛い目に遭っているかもしれないということです。

では、なぜ日経平均レバレッジETFはNISAに向いていないのか?

一番の大きな理由は、中長期的に日経平均レバレッジETFを保有すると、だんだんと基準価額が押し下げられ、資産が目減りしてしまうからです。これはETFの目論見書にも書いてあるので、わざわざここで解説するまでもありません。

もう一つの理由は、虎の子のNISAの非課税投資枠を早々に食いつぶしてしまうからです。日経平均レバレッジETFを中長期的に保有するのがダメなら、短期で売買すればいいと思うかもしれません。しかし、NISAの期間途中で資産を売却した場合は非課税枠を使ったとみなされ、売却した分の非課税枠を再利用することはできません。したがって、短期売買を繰り返すと、あっという間に非課税枠を消費してしまいます。それ以前に、5年間の非課税期間を待たずして資産を売却してしまうのは、非常に勿体無い話です。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク