新興国債券ETFを総比較!

新興国債券は、平均格付けが大体BBB(S&P)またはBaa(Moody’s)程度のややリスクの高い債券です。リスクが高いのと引き換えに高い利回りを享受することができます。新興国債券は、インデックスファンドも充実していて、主要な投資分野の一つになっています。

もちろん、新興国債券に投資するETFもあります。ただ、新興国債券に総合的に投資する国内ETFは、現在のところ1本しかありません。一方、米国籍ETFに目をやると、国内で購入できる新興国総合債券ETFは5本もあります。どうせどれも中身は似たり寄ったりだろうと思ったら、それぞれ微妙に異なっています。そこで、簡単に比較してみることにしました。

ティッカー EMB LEMB EBND EMLC VWOB
経費率 0.60% 0.60% 0.50% 0.52% 0.36%
通貨建て  米ドル 現地通貨 現地通貨 現地通貨 米ドル
構成銘柄数 268 136 304 234 658
平均最終利回り 4.89% 5.45% 5.49% 4.96% 4.7%
平均残存期間 11.38年 6.24年 6.96年 8.20年 10.5年
デュレーション 7.23年 4.29年 4.92年 4.59年 6.6年
 平均クーポン 6.12% 5.23% ? 7.03% ?
運用会社 BlackRock BlackRock State Street Global Advisors Van Eck Global Vanguard

数値の面を比較してみると、平均残存期間やデュレーションにやや開きがあります。構成銘柄数はVWOBがダントツで多く、経費率もVWOBが最も低くなっています。
EMB-graphLEMB-graphEBND-graphEMLC-graphVWOB-graph各ETFの国別構成比はかなり違います。出てくる国の名前は大体同じですが、上位の国と構成比率は大きく異なります。特にLEMBは、韓国とブラジルに大きく偏っています。逆に、EMBは各国の構成比率が小さく、上位10カ国で全体の半分にも到達していません。ここまで差があると、同じ新興国債券ETFでも、ETFごとに性格が異なることになりそうです。

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