バイナリーオプションについて調べてみた

私の友人から、「バイナリーオプションってどうなの?」って聞かれました。「え?ナニソレ?」金融商品についてはある程度詳しいつもりでしたが、バイナリーオプションは全く聞いたことのない単語でした。その友人からのリクエストもあったので、バイナリーオプションについて、少々調べてみることにしました。

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バイナリーオプションとは?

バイナリーオプションは、為替金融商品の一種です。ある時点から次の時点までに為替レートが上がっているか下がっているかを予想して金銭を拠出し、予想が当たっていれば、決まった倍率をかけた額の金銭が手元に戻り、外れていれば金銭が戻って来ない(ゼロになる)という、極めてシンプルな仕組みです。

以上。

・・・説明これだけ?はい、これだけです。これ以上書きようがないくらいまでにシンプルです。

この記述を見た時、筆者は「これってギャンブルじゃないの?」という考えに真っ先に思い至りました。言い方を変えれば、バイナリーオプションは、お金を賭けてハイ・ローゲームをやっているのと同じです。事実、バイナリーオプションはギャンブル性が強いと認められ、金融先物取引業協会が2013年11月に自主規制に動いたそうです。

バイナリーオプションの利点

バイナリーオプションの利点は、少額で簡単に始められることにあると思います。1回の取引で拠出する金銭の最低額は、だいたい10~1000円程度なので、万単位の資金を必要とする株取引や投資信託(ETFを含む)とは異なり、手を出しやすい金融商品と言えるでしょう。

また、損失が生じた場合、その損失額は拠出した金銭の範囲にとどまるというのも利点のひとつです。FXのようにレバレッジをきかせて取引を行うことはしないので、損失が膨らんだ場合に追証を求められるなんてことはありません。

バイナリーオプションの問題点

バイナリーオプションの最大の問題は、先述した「簡単に始められる」ことにあると思います。バイナリーオプションは、「簡単に始められる」ことは確かですが、「簡単に儲けられる」というわけではありません。儲けを出すためには、FXなどの為替取引の知識が必要になります。

筆者はFXをやったことがないので、詳しいことはわかりませんが、チャートを読んで値段の変動を予測するという行動は、おそらく個別株取引と同じです。となると、本気で儲けを出そうと考えるのであれば、チャートを読み解くくらいの技術は必要になるということです。チャートすら読まずに、バイナリーオプションの取引をするのは、確率1/2のギャンブルをやっているのと何ら変わりがありません。しかも、このギャンブルは期待値が1を下回ります。なぜなら、バイナリーオプション取引には手数料がかかり、その分だけマイナスになるからです。

バイナリーオプションの問題には、業者の問題もあるようです。業者によっては、預けた金銭の出し渋りをするところもあるみたいで、悪質としか言いようがありません。特に、素性の怪しい海外業者には注意する必要があるようです。

バイナリーオプションはおすすめか?

結論から書くと、バイナリーオプションは、とうていおすすめできる金融商品ではありません。先述した通り、何の予備知識もなく取引するのは、ただのギャンブルなので、絶対におすすめしません。また、ある程度知識があったとしても、怪しい海外業者が多い状況ではおすすめできません。そのうち金融庁から規制されそうな金融商品でもあるので、将来性も望めません。

こんなものに手を出すくらいなら、悪名高い毎月分配型ファンドに投資する方がまだマシです。毎月分配型ファンドであれば、毎月お小遣い感覚でほぼ確実に分配金をもらえます。たとえ、その分配金が元本払戻金だったとしても、投資元本の一部が削れて手元に戻ってきているだけなので、バイナリーオプションのように1/2の確率で資金を失うよりも、はるかに良いと思います。もし、バイナリーオプションに手を出そうとしているのであれば、今一度考え直すことをおすすめします。

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