新たなる毎月分配金300円ファンド

10月31日のこと、ニッセイグローバル好配当株式プラス(毎月決算型)が分配金を300円に引き上げ、高分配ファンドの一角に名乗りを上げました。投資信託のトータルリターン通知制度が2014年12月から始まる一方で、高分配信仰は未だに健在のようです。正直、「また馬鹿なことを・・・」と思いたくなります。しかし、ニッセイグローバル好配当株式プラス(毎月決算型)の場合、わりと健全な運用をしているみたいなので、タコ足食いの「痛いファンド」というわけでもないみたいです。折角なので、ちょこっと紹介してみます。

ニッセイグローバル好配当株式プラス(毎月決算型)は、日本や新興国を含めた全世界の好配当株式を投資対象としてます。流行のカバードコール戦略もしっかり取り入れており、株式のオプション・プレミアム収入の確保も目指しています。なお、直接的な投資先は、シュローダーの指定投資証券で、ニッセイが直接運用しているわけではありません。

この投資信託におけるカバードコール戦略は、比較的シンプルな方で、原資産(株式)に対するオプション取引のみを行っています。ややこしいのになると、為替取引を絡めて為替のオプション取引まで行うので、複雑怪奇すぎてわけがわからなくなります。

運用成績については、比較的良好です。これまで、毎月200円~300円という高い分配金を出しながら、基準価額は15000円台を維持しているので、儲けながら分配金を出し続けていることがわかります。トータルリターンを見ると、直近1年で19.09%、設定来で95.04%となっており、それなりに好成績を収めていることがわかります。

コスト面については、ご多分に漏れず高コストです。信託報酬は年率1.9765%(税込)と、投資信託の信託報酬としてはかなり高めです。内訳は4重構造で、委託会社0.84%、販売会社0.70%、受託会社o.03%、指定投資証券0.28%(いずれも年率・税抜)となっています。指定投資証券に投資しているだけにも関わらず、委託会社の報酬の取り方はぼったくりとしか言いようがありません。唯一救いなのは、購入手数料が無料なことでしょうか。

まとめると、ニッセイグローバル好配当株式プラス(毎月決算型)は、毎月決算型の高分配ファンドとしては好印象な方です(ぼったくりな信託報酬は除いて)。投資先が全世界にばらけているので、適度にリスク分散されている点も良いと思います。毎月のお小遣い程度を捻出する目的で買う投資信託として良いかもしれません。ただ、分配金を300円に引き上げたことで、今後の展開が心配です。これまで、200円の分配金で基準価額を維持してきただけに、300円に引き上げたことで基準価額を維持できなくなったのでは本末転倒です。今後の値動きには要注意です。

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コメント

  1. 前川武子 より:

    とても高い配当に目が天です、なんでこんなに高いのを払えるかそれが何時まで続くか、心配ですが、一体何をして配当を出せるのか良く分かりませんが私も乘って見たいです
    手数料が無いから乗れます、旅行に行けます、下がってきたら乗り換えます、