iSharesの債券ETF3本が東証に新規上場!

11月19日、BlackRockのETFシリーズ「iShares」から、新たに3銘柄が東証に新規上場します。前回は、米国株式が中心でしたが、今回は債券が中心です。東証に上場しているiSharesシリーズもラインナップが豊富になってきましたね。

今回上場するのは、以下の3本のETFです。

銘柄コード 銘柄名 総経費率
1361 iシェアーズ 米国ハイイールド債券ETF(iBoxxドル建てLHYC) 0.50%
1362 iシェアーズ 新興国債券ETF(バークレイズLocal EM国債コア) 0.50%
1363 iシェアーズ 米国債ETF(バークレイズ米10年国債) 0.20%

1361は、その名の通り米国ハイイールド債券に投資するETFで、米国ETFではHYGに対応します。日本の投資信託市場では、ハイイールド債券は大人気なので、このETFもそこそこ人気が出そうな気がします。

1362は、現地通貨建ての新興国債券に投資するETFで、米国ETFではSEMLに対応します。

また、1363は、米国長期債に投資するETFで、米国ETFではIBTMに対応します。

実は、今回上場している銘柄は、これまでに上場している銘柄と比べると「異質」です。なぜなら、1362と1363に対応する米国ETFのSEMLとIBTMは、日本国内の証券会社で取り扱っていないからです。これまでに上場してきたいiSharesシリーズのETFは、国内の証券会社で海外ETFとして取り扱い実績があるものだけでした。ところが、ここに来て急に、海外ETFとして取り扱いのないETFがひょっこり姿を表しました。

特に1363は、国内で取り扱い実績がない上に、銘柄として微妙です。組み入れている債券は、米国債のTreasury Noteで、平均残存期間8.37年の長期債です。投資対象を米国長期債に絞り込んだETFを、なぜ国内で上場させるのか、BlackRockの選定理由がよくわかりません。どうせなら、iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF(AGG)を上場させて欲しいところです。こちらの方が、米国債券市場に総合的に投資できるので、分散投資効果が非常に高くなります。また、総経費率が非常に安いので、良いことずくめです。なのに、なぜわざわざ米国長期債に絞ったETFを・・・うーん、よくわかりません。どっかにそんな細かいニーズがあるんでしょうか?

まあ、何はともあれ、債券に投資する国内ETFのラインナップが増えるのは嬉しい話です。今後とも、BlackRock様には期待しています!

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コメント

  1. […] 前回の記事で、3本中2本のETFは、国内証券会社での取り扱い実績がないと書きました。が、アレは大嘘でした。正しくは、3本中3本ともが取り扱い実績のないETFでした。それもそのはず、 […]