好調なスタートを切ったMy-ラップ

以前の記事で、SBIグローバル・ラップファンド(My-ラップ)のことをぼろくそに書きましたが、意外にも設定当初から結構な金額の資産を集めたみたいです。モーニングスターのファンドニュースによると、

SBIアセットマネジメントは11日、“ラップ型”ファンドの「SBIグローバル・ラップファンド(愛称:My-ラップ)」を設定した。設定額は積極的にリターンを狙う「積極型」が35億円、リスクを抑えた「安定型」は17億円で、両コース合計で52億円となった。今年(11月末まで)設定された国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用ファンド、ラップ口座専用ファンド、ETFなどを除く)のうち、初日の設定額としては「積極型」がモーニングスター大分類「バランス型」に属するファンドとしてトップ10に入った。バランス型のうち年1回決算型に限ると第3位と、高い人気を集めた。
http://www.morningstar.co.jp/msnews/news?rncNo=1453042&newsType=fund

とのことです。

まあ、確かにMy-ラップには、それなりに魅力がないこともありません。

My-ラップの投資対象ファンドは、かなり細かく区分けされています。個人でここまで細かくETFを使い分けて運用しようとすると、それなりにコストがかかってしまいます。ここでいうコストとは、費用はもちろんのこと、投資にかかる手間も含みます。

海外ETFを複数種類組み合わせて運用すしようとすると、1銘柄の取引ごとに結構高い売買コストがかかるので、銘柄数が増えれば増えるほどコストが膨らみます

これに加えて、銘柄を増やすと資産管理がめんどくさくなります。リバランスをしようなどと考えた日には、計算の手間と銘柄入れ替えのための売買費用で、さらにコストが増えることになります。

この他に、ETFの銘柄選定の手間もあります。幸か不幸か、ETFの銘柄数は、国内ETFだけで163本、国内で取り扱いのある米国ETFだけで172本、中国ETFも合わせると合計で400本近くになります。選択肢が多いのは、自分に合ったETFを選びやすいということで、一見良いことのように思えますが、逆に自分に合った1本を見つけ出すのが大変な作業になります。

とは言うものの、お気に入りの1本のETFを探し出す作業も、投資の楽しみの1つです。My-ラップのような投資信託に任せてしまうと、その楽しみを奪われることにもなります。

「そんなの楽しみでもなんでもない!めんどくさいだけ!」という人には、My-ラップのような投資信託が向いています。そうでないM気質な人は、地道にETFを発掘する苦難を筆者と共に味わいましょう!(笑)

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