投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2014に思うこと

少し前の話になってしまいますが、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2014」が発表されました。早速ですが、今年の上位10位の顔ぶれを見てみます。

【第1位】ニッセイ外国株式インデックスファンド
【第2位】バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)
【第3位】セゾン・バンガード・グローバル・バランスファンド
【第4位】結い2101
【第5位】eMAXISバランス(8資産均等型)
【第6位】ひふみ投信
【第7位】世界経済インデックスファンド
【第8位】SMTグローバル株式インデックス・オープン
【第9位】ニッセイ日経225インデックスファンド
【第10位】eMAXIS新興国株式インデックス

このランキングを見て、筆者が気になった点は、

  1. VTの首位陥落 (゚д゚)!
  2. バランス型投資信託の増加 ォオー!!(゚д゚屮)屮

の2点です。

まず1について。

バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)が3年連続のファンドオブザイヤーに選ばれるかと思いきや、思わぬ伏兵がいました。ファンドオブザイヤーに選ばれたのは、ニッセイ外国株式インデックスファンド。2013年12月10日に設定された比較的新しい投資信託で、ファンドオブザイヤー2013の時には、まだ投票の対象外だったと思われます。2014年になると、ずば抜けて低い信託報酬を武器に徐々に足場を固め、今回のファンドオブザイヤー2014の受賞に至ったのでしょう。

経費や投資対象地域を考えると、VTの方が圧倒的に有利です。しかし、VTは、海外ETFというのが最大の弱点で、ドルコスト平均法での積立ができなかったり、売買コストが高かったりするなど、欠点も目立ちます。一方、ニッセイ外国株式インデックスファンドは、先進国株式を投資対象とする投資信託としては、最安クラスの信託報酬で、同類の投資信託を寄せ付けない強さを持っています。さすがに、VTの経費率と比べると負けてしまいますが、VTの経費率が特殊なだけであって、ファンド業界全体としてみれば十二分に低い信託報酬です。

ちなみに、ニッセイ外国株式インデックスファンドと同類の国内ETFとして、日興アセットマネジメントの上場インデックスファンド海外先進国株式があります。が、こちらは全然相手にされていない様子。なぜだ・・・

続いて2について。

今年のファンドオブザイヤーでは、上位10ファンドに3本のバランス型投資信託がランクインしています。これらのバランス型投資信託については以前の記事で紹介しており、いずれもバランス型投資信託としては有名どころばかりです。

第3位のセゾン・バンガード・グローバル・バランスファンドは、信託報酬がちょっぴり高めだったり、新興国債券を組み入れていなかったりするので、筆者はあまり好みではありません。ただ、バンガードの投資証券を組み入れているだけあって、品質や資産規模に対する安心感は段違いに高いと言えます。

第5位のeMAXISバランス(8資産均等型)は、投資対象が株式、債券、およびREITと幅広いのが特徴です。ただ、資産構成比率を機械的に均等に決めてしまっているのが難点です。これに対し、第7位の世界経済インデックスファンドは、資産構成比をGDP総額に基づいて決めているので、それなりに理にかなっています。ただ、こちらは、REITには投資していません。

筆者としては、これら3ファンドを足して3で割ったような投資信託が欲しいところです。ブランドはバンガード、投資対象資産はeMAXISバランス、資産構成比率は世界経済インデックスファンドとして、3者のおいしいところだけ抽出した形が理想です。どこかの会社がそんな都合の良いファンドを作ってくれないですかねぇ・・・

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