米国債投資でETFをおすすめする3つの理由

前回の記事を書いていてふと思ったのですが、日本国債をアセットアロケーションの中心に据えるのって、なんか微妙じゃないでしょうか?金利は低いし、格付は先進各国の中で最低レベルだし、踏んだり蹴ったりです。唯一安心できるポイントは、為替リスクがないことくらいでしょうか。でも、日本円だからと言って、一概に安心していいものでもありません。

で、日本国債の代わりに思いついたのが、米国債です。格付は日本よりもはるかに高く、低金利政策下でも日本ほど金利が酷くはありません。株よりも安定性を求める投資先としては、なかなか良いのではないかと思います。ただし、米国債に投資するとなると、為替リスクなどの余計なリスクを負うことにはなります。しかし、ここでその議論をしても仕方ないので、その話は一旦横に置くとしましょう。

問題は、米国債の購入方法です。おそらく、ネット証券会社で米国債を取り扱っているところはわずかでしょう。少なくとも、私の使用しているSBI証券は論外です。米国債の「べ」の字も扱っていません。マネックス証券が米国債の既発債を取り扱っているらしいとのことですが、口座を開設しないとラインナップがわかりません。あくまでも私のイメージですが、ラインナップの豊富さで言えば大手証券会社の方が強そうですね。かと言って、ネット証券に慣れきった身としては、今更大手証券会社に口座を開く気にもならないし・・・

あれ?そう言えば、このサイトってETFについて紹介しているサイトだったよね?

我々にはETFという強い味方がいるじゃないか!( ^ω^)

投資信託の悪口ばかりを書いていたせいで、本業のETFのことをすっかり忘れるところでした(;´∀`)

米国債の現物に直接投資するという手段を除いて、ETFは個人投資家にとって最強の米国債投資法ではないかと思います。大げさかもしれませんが、筆者がETFを推す理由は3つあります。

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経費率が非常に低い

米国債を組み入れた海外ETFの経費率は、最安のものでなんと年率0.08%です。東証に上場している国内ETFでも年率0.20%なので、一般的な投資信託と比べると、経費はかなり低く抑えられています。

一般的に、先進国債券の利息は、それほど高くありません。このため、ちょっとでも経費が高いと、少ない利益を吹っ飛ばすことになりかねません。本音を言えば、債券は現物投資に限ります。そこであえてETFを選択するのであれば、経費はゼロに近くないと困ります。年率0.2%程度の経費ですむETFであれば、なんとか許容範囲ではないでしょうか。

ただし、海外ETFを購入する際には、取引手数料が高くつく場合があるので、要注意です。年間の経費を抑えても、初期経費が高ければマイナス評価からのスタートになってしまいます。多少のマイナス評価は仕方ありませんが、2%も3%もマイナスになるのは考えものです。海外ETFを取引する際は、証券会社選びにも注意しましょう。

フルラインナップが揃っている

なぜだかよくわかりませんが、国内で取り扱われている米国債の海外ETFは、フルラインナップが揃っています。しかも、iSharesとバンガードの2つのブランドで揃っています。ここで言うラインナップとは、残存期間の異なる債券に対して、個別にETFが設定されているということ意味します。このため、米国債全体に分散投資することもできますし、長期債に絞って投資するといったこともできます。

たとえば、iSharesシリーズで米国債と名のつくETFには、以下のものがあります。

  • iシェアーズ 米国短期国債 ETF
  • iシェアーズ 米国国債 1-3年 ETF
  • iシェアーズ 米国国債 7-10年 ETF
  • iシェアーズ 米国国債 20年超 ETF
  • iシェアーズ 米国物価連動国債 ETF
  • iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF(←米国債限定ではないけれども・・・)

こんな感じで、フルラインナップが揃っているので、自分のリスク許容度と好みに応じたETFを選択することができます。

NISAが使える

海外ETFは、れっきとしたNISA対象の金融商品です。したがって、NISA口座で海外ETFを買えば、合法的に堂々と税金逃れをすることができます!

ただし、米国の税金(10%)から逃れることはできません(´・ω・`)。とは言え、米国債を直接保有した場合は、NISAを一切使うことができず、20%の所得税を取られてしまうので、それに比べれば安いものです。

まとめ

米国債への直接投資は、個人投資家にとってはなかなかハードルが高いものです。そのハードルを下げてくれるのが、米国債を組み入れた海外ETFです。幸か不幸か、米国債ETFの銘柄は豊富に揃っているので、銘柄選びに頭を悩ませながら、米国債投資を楽しみましょう。

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