エマージング・マーケット債券指数連動型ETF

エマージング・マーケット債券指数について

エマージング・マーケット債券とは、新興国の債券のことを指します。指数には、主に新興国の国債が組み入れられます。新興国債には、先進国債とは異なり、投機的格付債も含まれます。したがって、エマージング・マーケット債券指数連動型ETFのリスクは、相対的に高くなります。

ETFの組成元となっているエマージング・マーケット債券指数には、米ドル建てと現地国通貨建ての2種類が存在します。米ドル建ての場合は、為替リスクは対米ドルのみとなります。現地通貨建ての場合、複数の通貨の債券が組み入れられるため、通貨分散により為替リスクが複数の通貨へ分散されます。

ETF銘柄一覧

ティッカー 市場 銘柄(ベンチマーク) 信託報酬
(年率)
運用会社
EMB NYSE Arca iシェアーズ J.P.モルガン・米ドル建てエマージング・マーケット債券 ETF
(J.P. Morgan EMBI グローバルコアインデックス)
0.60% BlackRock
LEMB NYSE Arca iシェアーズ 現地通貨建てエマージング・マーケット債券 ETF
(バークレイズ新興市場ブロード自国通貨建て国債インデックス)
0.60% BlackRock
EBND NYSE Arca SPDR バークレイズ 新興国債券(現地通貨建て) ETF
(バークレイズ・EMローカル・カレンシー・ガバメント・ダイバーシファイド指数)
0.50% State Street Global Advisors
EMLC NYSE Arca マーケット ベクトル 新興国債券(現地通貨建て)ETF
(J.P. Morgan GBI-EMGコア・インデックス)
0.49% Van Eck Global
VWOB NYSE Arca バンガード・米ドル建て新興国政府債券ETF
(バークレイズ米ドル建て新興市場政府債RIC基準インデックス)
0.35% Vanguard

筆者コメント

投機的格付債のリスクを許容しつつ、高い利回りを得たいという方におすすめです。債券には元本と金利の支払い義務があるため、株式ほどリスクは高くありません。したがって、ミドルリスク・ミドルリターンを狙う方におすすめです。

また、現地通貨建てETFの場合、通貨分散によるリスク分散を行うこともできます。しかし、新興国特有の政情や経済の不安定さから、新興国通貨での投資に不安を感じる方もいるかもしれません。この場合、米ドル建てのETFを選択すると良いでしょう。

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